HOME*Guillet ギィエ (コサージュ)

EUROPE HOUSE フランス職人館

Europe House 工房

工房イメージ創業1896年。ギィエ社もレジュロンに並ぶ造花の老舗です。国の式典を飾る造花やオペラ座の小道具。カルティエや、ルイ・ヴィトンのウィンドー・デイスプレー。創業以来ギィエ社は、フランスの装飾文化や歴史と深く係わってきました。
モードや映画の世界に活動の範囲を広げたのは4代目のマダム マルセル・ギィエ。そのコサージュはニナ・リッチやクリスチャン・ディオール、あるいはソニア・リキエルなど才能あるクチュリエ達に使われています。
2002年にフランス文化通信大臣より名工《Maître d'Art》の称号を与えられ、マダム ギィエは名実共に造花服飾品製造分野における第一人者になりました。

作品

作品は本物と見まがう花から、簡素化された抽象的なものまで。素材もシルク、ベルベット、オーガンジー、木綿、皮革、プラスティックなど。使用する工具は2000から3000ともいわれ、これらの工具を完全に記憶し、使いこなすことがコツだそうです。現在製作可能なコサージュの原型は100種類程。抑制的で静謐なレジュロンの花に比べると、ギィエの花は実に能弁です。おおらかで美しく、わずかな風の動きにも微かに揺らいで、話しかけるようであり、微笑みかけるようであり、女性と見まがう表情を見せてくれます。大輪のバラならパーティなど“ハレ”の日にお似合いです。そのため舞台でお使いのお客様もいらっしゃいます。私たちが選んだマダム ギィエのコサージュをお楽しみください。

作品
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