ル・プランス・ジャルディニエ

パリの喧騒を逃れて、出来るだけ多くの時間をブールデジエール城で過ごしたいと願うプリンスにも一つ悩みがありました。リラックスするつもりの衣服は着心地が悪く、ガーデニングに使う道具も不便で使いにくい。違和感がある。しっかり馴染んで機能的、美しいものが欲しいと真剣に考えました。古城の納屋で見つけた19世紀の農具を覆刻したのが始まりで、ジョウロもシャベルもスコップも作ってみました。自然の光の中で美しく見え、身にまとって優しく、上品な衣服や帽子も作りました。家族や友人たち、共感を持つ人たちの輪が広がってやがて一つのブランドが誕生しました。1995年のことです。 ブランド名は＜ル・プランス・ジャルディニエ＞に決まりました。

ロゴマーク

ル・プランス・ジャルディニエのロゴマークは公爵家の紋章からヒントを得たもの。公爵家の冠に代えて大きなストローハットを、神聖ローマ帝国の冠の下には、ガーデニング用の小さなフォークとスコップを組み合わせました。ル・プランス・ジャルディニエの製品には全て、真鍮のプレートまたは刺繍のこのロゴマークが付いています。自然を愛する人たちのマークです。本物を大切に思う人たちの、世界に通じるマークです。